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#INTERVIEW

【社員インタビュー】第2回 コミュニケーションマネージャー 杉岡(紀) 千草

皆さん、こんにちは♫
MiL広報の川出(カワイデ)です。

先週からスタートしました、MiLメンバーへのインタビュー。
第2回目は、社長夫人であり、MiL創業メンバーの一人でもある、杉岡(紀)千草をご紹介♪

彼女がMiLを創業するきっかけになった過去のストーリーや、夫であり仕事仲間でもある侑也さんとの話についても聞かせていただきました!

株式会社MiL コミュニケーションマネージャー
杉岡(紀) 千草 (すぎおか ちぐさ)

Twitter: @C_SUGIOKA
Instagram:@chigusa_0610

パパママに一番寄り添える存在になりたい。D2C企業におけるコミュニケーションマネージャーの使命

MiLではコミュニケーションマネージャーという肩書きで、パートナー(ユーザーさん)の実際の声を汲み取って、商品やサービスをどんどん良くしていくためのコミュニケーション構築を担っています。

もともとMiLを夫の侑也と創業したのは、”食”を通じて、これまでみてきた子供と家族の人たちに少しでも恩返しできればな、と料理の勉強をしていたのがきっかけでした。

InstagramやLINE@などのSNSをフル活用し、ミタスが運営するコミュニティーを更に活性化することで、少しでも多くのパパママにとって安心・信頼できるブランドを創っていくのが私のミッションだと思っています。
そして、それが多くの人達に届き、ストレスフリーな子育てや子どもたちの健やかな成長につながると嬉しいです。

そのためには、ブランド・企業からの一方通行の発信ではなく、パートナー(ユーザーさん)のみなさまも当事者として参加できるような空気感を大事にしています。

保育から介護の世界へ。そして、現場経験が生んだへの興味

高校卒業後、保育士/幼稚園教諭の資格を取るために2年間専門学校に通ったあと、介護福祉士の資格を取るため、同じ学校にさらに1年在籍していました。
続けて在籍することができなかったので、一度卒業してから入学、というちょっと変わった学生生活を送りました。

もともと、保育士になりたかったんですけど、課題も実習もたくさんあってすごく大変で・・・一度は周りの友達と一緒に卒業したんですけど、進路に迷いがあったんです。

そんなとき、親が介護士だったこともあって、「もう一年通ってみたら?」と背中を押してくれたのがきっかけでした。もともと、人に関わることが好きだったので「介護の世界も見てみたい!」と思い、あと1年学校に通うことを決心しました。


一年遅れて社会人になる頃、先に保育士として働いている周りの友人に会うと、労働環境の厳しさとか、いわゆる社会課題になっている良くない話を現場レベルで聞くようになったんです。なんとなく知っていた話ではあったんですけど「やっぱそうなんだな」って改めて実感しました。

ちょうどそのとき、介護科の最後の実習で訪れた”訪問介護”の事業所が、偶然、同じ学校を卒業した人たちがつくった事業所だったんです。ハンディキャップを持った子から高齢者の方々のお家を訪問して家事や同行、お風呂介助等身の回りのサポートをする、という内容だったのですが、それがすごく自分にあっていて。
毎日5〜7件の訪問先を、歩いたり、走ったり、時には自転車を漕ぎながら回っていました。お陰で一人でトライアスロンをしているみたいで、当時は腹筋も割れてました(笑)

ハンディキャップは人によっていろんなイメージがあると思うのですが、実際関わってみると、ひとりひとりがいろんな個性や価値観を持っていて、「そんな見方があるのか!」とこちらが気付かされることもたくさんありました。

私が少しでも元気がないと、それを察知して「ちーちゃんいつもと違う!」とわざとふざけて笑わせてくれたり。出さないようにしてても気付かれちゃうんですよね。感情だけでなく、感性も敏感な人(子)ばかりでした。

その経験がとても自分にしっくりきたこともあり、学校を卒業すると同時に、フリーランスとしてその事業所で働きはじめました。

課題が大変だったけど、それを一緒に乗り越えた仲間です!

8年間、フリーランスとして働きながら、営業の仕事やママ向けメディアの立ち上げやなど、いくつかの業種も経験してきました。
正社員として入社しなかったのは、色々な経験を積みたいな、と思ったからです。さすがに親には、めちゃくちゃ怒られました(笑)

実際の現場は、ハンディーキャプのある人たちをサポートするのが仕事だったので、家族が求めてるのは “資格を持っている” ということだけでなく、各家庭にある問題を1つ1つ一緒に解決してくれるパートナーであって、それぞれ悩みがあるんですけど、そのパートナーに求めてた悩みの共通点の多くは“食”だったんです。

元々食べるのが好きなので、食に関しては興味があったのですが、その漠然とした興味が必要性に変わって勉強し始めるようになり、日々現場でアウトプットしてみて・・・を繰り返す中で、特に生活習慣を整えていくには、“幼少期の食生活”が大事と知りました。

「そういった課題をもっと解決したい」という想いと、「やっぱり子供に関わる仕事がしたい」という想いがどこかにあって、侑也に相談して一緒にMiLを創業することにしました。ちょうど彼自身も”食”に興味を持っていたので、今思えばタイミングとしてもよかったんですね。

右も左もわからないまま飛び込んだスタートアップの世界。最初は文字通り何でも屋だった

創業当初を振り返ると、今やっと会社として落ち着いてきたな、って思います。
スタートアップということもあり、はじめは4人しかいなくて、なかなか業務もうまく進まずでした。
これまで、営業や訪問介護などガッツでやる仕事しかほとんどしてこなかったので、パソコンを使っての仕事にストレスを感じることも多々ありました。経験したことがない経理の業務にミタスの配送業務。さらには、文章を書くのすら苦手なのに広報も担当していたこともあります。

この1年で村井や築嶋が入社して、さらにこの2-3カ月で今のメンバーが加わり、やっと分担して落ち着けた気がします。ほとんどのメンバーが、これまでも業務に何かしらの形でも関わってくれていたので、今や家族経営みたいないい雰囲気ができてるな、と思います。

社長の侑也自身が上下関係を作りたくない、という想いがあるので、良いことも悪いこともきちんと言い合える、いいメンバーが揃っていますね。仕事をする上で一緒に働く人って大事だと思うので、それもあって今とても楽しいです!
これまでは1対1で接する仕事がほとんどだったので、初めて「会社でみんなと一緒に働くってこんな感じなのか〜」と今更ながら思ってます。

MiLメンバーと株主の皆さま

仕事とプライベートを分けないから、逆に共有できることが多い

侑也の「プライベートと仕事を区別していない」という考え方は、私自身、仕事とプライベートが一緒にあった生活を送っていたので「合わない」と思ったことはないです。
平日の夜は毎日会食があり、夕飯は一緒に食べる時間はほとんどないのですが、もともと父親が夜勤もある仕事をしていたので、“夜ずっと家にいるのが当たり前”という概念がなかったからかもしれません。

あとは日中オフィスでも一緒、週末も一緒に過ごす時間が多いので、逆にいい距離を保ててるのかも。流石に夜遅い日は心配になりますけどね(笑)

週末はアクティブに過ごすことが多く、あまり家にいません。(私はテレビが好きでインドア派なのですが・・・)
普段は彼が「これしたい!」「ここ行こ!」って提案してくれて、私からはしなかったので、過去に「成長意欲がない!」って喧嘩になったこともありました。今はたまーにですが、意見を出すように心がけてます。

彼のお陰で、たくさんの人と出会い、いろんな経験をさせてもらって、人生が180度変わった気がします。

あと最近は、”癒し”をテーマに施設とかイベントに一緒にも行きます。表参道にある瞑想ができる施設を訪問したり。趣味というより、もはや心のケアですよね。
職場も一緒ということもあるので、お互いストレスを溜めがちなので仕事や家庭に影響がでないように気をつけているのはもちろん、メンバーも増えてきたのでみんなのケアができるようになればいいなーって思っています。保育士を目指していたこともあるので、そういうのが性に合ってるんだと思います。

今年の8月に無事、披露宴をしました!

時にはプライドを捨てて、”正直”になること

長女だったからか、もともと負けず嫌いで何でも自分で溜め込むタイプで、しかも人に言われるまで自分でも気づかなかったんです。
でもMiLに入って「できないことはできない」と言えるようになってきたと思います。むしろ「言っていいんだー!」って。いい意味で、弱みを見せるのは大事だと気付きました。

主人が「”負荷”は必要だけど”負担”は必要ない」って言っていたんですが、その2つの区別ができるようには常に意識しています。じゃないとメンタル弱いので、すぐやられちゃう。

それと、自分が頭いい方じゃないと理解しているので、ひとりひとりと同じ目線で話すことって大事だな、と思っています。言葉一つにしても、相手にちゃんと伝わっているか、同じ捉え方ができるかを意識するように心がけています。

特に私のポジションは、ママさんとのコミュニケーションが多いので、何かあればフォローしたり、逆にされたり、寄り添える環境づくりがこれからもっとできるといいな、って思います。

自立した”かっこいい”女性になりたい

MiLの株主である矢野さんや森本さんをみていて、一人の自立した女性ってすごくかっこいいな、って思います。旦那さんなしでもちゃんと生きていけそうな(笑)かっこいい女性になるのが目標!

主人の侑也と真逆で、行動するのに時間がかかってしまうのも私のダメなところなので、常に自分が好きなことや心地いいことにアンテナを張っていきたいし、飛び込んでいけるようになりたい。
常にもっと自分の好きを見つけていきたいです。

もともとマイナス思考で優柔不断なので「できない」「やだ」が口癖だったんですけど、“そういえば最近それが無くなったね”って、こないだも侑也と話していたんです。
それは彼のような真逆でポジティブな人と一緒だったから、3年かかってやっと変われたと思うんですよね。

だから、世の中の同じような悩みを抱えているママたちに(ママにかかわらず)「私でも変われたから変われるよ」って、これからミタスのサービスとかを通して、どんどん発信していけるようになりたいです。

Fin.